痔ろう・イボ痔手術体験記

肛門周囲膿瘍の発覚から所沢肛門病院へ入院。痔ろう根治手術、そして術後の経過状況をつづる。

肛門科のある病院探しと通院先を決めるまでの過程

2013/06/07

肛門の腫れ、痛み、そして発熱。症状から肛門周囲膿瘍の可能性と判断した僕は、放置していても完治しないことが分かったので、病院へ行くことを決意しました。ひとまず通院先を決めるために、病院の情報収集からスタートしました。

どのようにして病院を探すか

「痔瘻は手術しないと治らない」

その言葉が頭から離れない僕は、どこの病院で見てもらおうか真剣に悩みました。地元の個人開業医へ行くか、大きな総合病院へ行くか、または肛門科の単科病院を探すか。

こんな時、どうやって病院を探していいか分からなかったので、ひとまずネットの情報を頼りにすることにしました。最初は個人開業医でいいだろうと思っていたのですが、最終的に痔瘻手術の必要性が濃厚だと自分で感じていたので、大きい病院を探すことにしました。

大学病院は紹介状が必要

いきなり大学病院のような大きな総合病院へ紹介状なしで行くと、治療費とは別に「特定医療費」が数千円程度掛かってしまいます。これは軽微な症状の患者が大病院に集中しない為に掛かる費用なのですが、結果的に大病であったとしても、紹介状が無ければ誰しもが支払う必要がある金額です。

大学病院は患者数も多いので、朝から行っても診察が夕方近くになってしまうケースもあります。まだ自分自身で肛門周囲膿瘍の可能性があると判断した程度なので、いきなり大学病院へ行くに至らないと思うので、大学病院は対象から外しました。

痔ろうのプロである肛門科の専門病院を探す

本当のところはどうなのか、自分ではっきりと決められるものではないので、個人開業医に診察してもらい、必要に応じて大病院へ移るのが本来の流れなのでしょう。地元の肛門科がある病院は、内科・消化器科がメインで取り扱っているようでした。もちろん「肛門科」とある以上、きちんと診察してもらえるとは思いますが、ただでさえ痔瘻手術の可能性に不安を抱いていて、自分の状態も完全に理解していないので、完治するにはどうしたらいいのか早く結論を出したく、肛門科専門の病院を集中的に探すことにしました。

出来る限り評判の良い病院へ行きたい。僕は「肛門のプロフェッショナル」探しに奮闘しました。ネットで知り得た情報は、どこまで信頼できるのか素人目では判断できません。病院のクチコミサイトも存在しますが、情報が集約されすぎているし全体像もわかりにくいので、僕はあまりクチコミサイトが好きではありません。取っ掛かりとして参考にはなりますが、もっと別の方法で調べる方が有益な情報を得られると感じています。

では、どうやって情報収集するのか?

病院の情報を収集する方法

僕の場合は個人ブログの体験談を参考にすることが多いです。ましてや今回のような手術そして入院が想定される状況では、事細かに記述のある体験談の方が、最終的なゴール、つまり完治までの具体的なイメージがしやすいです。ブログによっては病院の雰囲気もきちんと伝えてくれているので、安心感も生まれてきます。Google では通常の検索の他に、ブログ専用の検索を行うこともできるので、参考にする場合はブログ検索を活用してみるのもいかがでしょうか。

Google ブログ検索

またブログの総合ポータルサイト「にほんブログ村」には「痔」のカテゴリが存在し、病状や治療方法、入院の体験談が詳しく書かれたブログが集まっているので、参考にするにはもってこいです。(痔に限らず、他の病気についてもカテゴリがあるので、自身の病に不安がある際は参考にしてみると良いでしょう。)

にほんブログ村 カテゴリ:痔

所沢肛門病院に決定

様々な情報を集めた結果、地元から程近い場所に肛門専門の病院を見つけることができました。通院も考えると出来る限り自宅から近い病院が望ましいと考えていました。知人にも相談してみると、どうやら地元界隈では有名な病院のようです。普段通院する病院と専科がことなるので、目につかなかったのですが、地元駅にも大きな広告の看板が出ていました

所沢肛門病院について

埼玉県所沢市にある病院。最寄り駅は西武池袋線の小手指駅。肛門・大腸の専門病院で、年間2,000件を超える肛門の手術を行っています。診察は予約なしでも受け付けてくれます。病院名が語る通り「肛門のプロフェッショナル」を見つけることができました。

所沢肛門病院

僕が所沢肛門病院に決めた理由は、手術の実績数と手術体験記のブログで評判が良かった点です。良い病院へ通うために、片道 1時間以上の通院も覚悟していたので、自宅から近い病院を見つけられたのはとてもラッキーでした。

こうして僕は、所沢肛門病院へ通院することとなりました。

このブログを書いた人

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age : 30代半ば
人生初めての手術が痔の手術となってしまいました。そして痔ろうだけだと思っていたら、痔核(イボ痔)があることも追々発覚。 手術を受けるまでは、痔になってしまったことが少し恥ずかしく思っていました。しかし痔瘻の手術を受けて、いざ治ってしまうと、恥ずかしい気持ちは全く無くなりました。痔の手術をしたと言う事実を伝えることで、同じ思いで悩んでいる人の手助けになれればと思い、このサイトを立ち上げました。