痔ろう・イボ痔手術体験記

肛門周囲膿瘍の発覚から所沢肛門病院へ入院。痔ろう根治手術、そして術後の経過状況をつづる。

【手術後7日目】痔ろう手術の入院生活が終わりを迎える

2013/06/25

ついに退院の日がやってきまし。これで入院生活ともサヨナラです。本日は朝に診察があり、それが終われば退院の手続きになります。タイムテーブルは以下の通り。

時間 内容
6:00 起床&検温
7:40 朝食
9:00 診察→退院手続き

最後まで朝食は不動だった

朝食メニュー

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最後の食事も、いつもの朝食。もう最後だから飽きたなんて言いません。(笑) 家に帰ったら美味しいものを食べるからいいのです。

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この一週間、剥きづらいゆでたまごと格闘し続けた結果、ここまで綺麗に剥けるようになりました。こんな写真を撮って喜べるくらい、充分に精神的にも回復したと言うことで、ご了承いただければと思います。

朝食が終わり、着替えて最後の身辺整理。やはり荷物が増えていました。彼女は僕が荷物を持たなくて済むように車でやってきてくれました。

最後の診察と退院後の通院について

最後の診察。順調な回復と言われます。そして患部にシュッと消毒されるのですが、消毒液が染みてこれが痛い。診察後もしばらくジンジンとした痛みが続いていました。退院後の次の診察は、4、5日後になりました。

軟膏と鎮痛剤を処方される

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退院後の為に処方された薬になります。鎮痛剤と痔瘻の患部に塗る軟膏です。鎮痛剤は 1日 4錠、そして軟膏は 1日 2回を目安に患部に塗るよう指示されました。軟膏をうまく塗れるか、今から心配です。

入院費用の会計

診察が終わり病室へ戻ります。1時間程度で会計がの準備が完了したと放送が入るので、荷物をまとめて受付へ。個室だったので、8泊9日の個室別料金が上乗せされます。合計で20万円程度。もし個室でなく大部屋だった場合は、総額 9万円程度。(2人部屋の場合は16~17万程度。)入院日数や手術内容によっても、若干金額は変わります。

入院費用については、別途記事を記載しましたので、そちらをご覧ください。

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金額は高くついてしまいましたが、個人的には個室で良かったと思っています。ベッドで暇な時間を過ごすにしても、痛みに耐えてもがいている時も、周りを気にすることもなく、お見舞いに来てくれた友達も直接部屋に通して話をすることができたので満足しています。お風呂も相部屋の場合は共同浴場で時間制限があり、個室の場合も時間制限はありましたが、午後の診察後の 14時半~ 20時は自由にお風呂に入れるので、時間に追われることもありませんでした。

会計が終わって、ついに退院です! 1週間生活していた病室ともお別れ。

帰途に就く

円座の「楽じ朗君」を車の助手席へ乗せる。車の座席は座りやすいように凹凸があるため、なかなか痛くないポジションを取れるまで時間が掛かりましたが、どうにか座れたので、いざ出発……の瞬間

ドンッ!

駐車場から出る時の20センチほどの段差に車体が思いっきり揺れ、尻負傷。もうちょっと病人をいたわる運転をしていただきたいものだ。患部への衝撃と痛みで、しばらく悶えていたのは言うまでもありません。

衝撃痛に耐えながらも無事帰宅。状況としては、まだ痛み止めが無いとジンジンとした軽い痛みがあります。排便後の痛みは続いています。椅子にはまともに座れません。と言うのも、ガーゼをおしりに挟んでいるので、椅子に座るとガーゼがはみ出た部分により患部が圧迫されるので、どうしてもドーナツクッションのような円座が必要になります。座椅子の角度を浅くし、半分寝ているような状態で過ごす分には、何も問題なさそうです。

退院日が術後ちょうど一週間となります。仕事の復帰は、もう一週間先。それまでに長時間座っていられるようになることを願うしかありません。

そんなこんなで、僕の初めての入院生活が終わったのでした。

このブログを書いた人

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age : 30代半ば
人生初めての手術が痔の手術となってしまいました。そして痔ろうだけだと思っていたら、痔核(イボ痔)があることも追々発覚。 手術を受けるまでは、痔になってしまったことが少し恥ずかしく思っていました。しかし痔瘻の手術を受けて、いざ治ってしまうと、恥ずかしい気持ちは全く無くなりました。痔の手術をしたと言う事実を伝えることで、同じ思いで悩んでいる人の手助けになれればと思い、このサイトを立ち上げました。