痔ろう・イボ痔手術体験記

肛門周囲膿瘍の発覚から所沢肛門病院へ入院。痔ろう根治手術、そして術後の経過状況をつづる。

【手術後2日目(後編)】座る不安を解消ドーナツ型クッション「楽じ朗君」

2013/06/16

前編の続きです。

[njclink url=”https://ji.clav7.com/pain-after-operation-2nd-day/”]

痔ろう手術後の痛みは消えたのか

結論から言ってしまうと、まだ痛い。じっとしていられないくらい痛いです。

手術直後なので痛いのは当然。山場は手術当日とその翌日なのかもしれませんが、次の日起きたら痛みがゼロになるわけではないので仕方ありません。手術の規模にもよるし、おそらく年齢や当事者の体調・回復力にも大いに依存すると思われます。

痛み止めを飲んでいても痛いので、薬が無ければ相当痛いのでしょう。早く痛みから解放されたい。

病院でドーナツクッションを購入する

お見舞いに来ている彼女が、ご飯の度に椅子に座って痛そうだから、ドーナツクッションでも買おうか?と提案してくれました。この痛みが引いても、座ると痛いのは自明であります。前に様々な痔ブログを読んでいた時、ドーナツクッションは柔らかすぎるとすぐにペチャンコになって患部に当たるし、安物もあまり良くないと、痔経験者が呈していたのを思い出しました。スーパーで中途半端な物を買ってこられても後々困るので、病院で売っているクッションを購入することにしました。

クッション地が硬めの良品

僕が入院している所沢肛門病院では、待合室や病棟のロビーにドーナツクッションが置かれています。クッション地がやや硬めで、患部を圧迫せず楽に座れます。そのクッションには大きく「サンプル」と書かれていて、それと全くおなじクッションが病院で購入することが出来るのです。

その名も「楽じ朗君」!!!

pain-after-operation-2nd-day-rakujiro-kun01

詳しくは「楽じ朗君」のホームページをご覧ください。

楽じ朗君のホームページ

実際に座って過ごすと、痛い患部に直接当たらず非常に良いバランスで出来ていることが分かります。さすが痔だった社長が作った代物です。圧迫感が無くなるだけで、座る時のストレスも無くなって非常に良いです。存在には気づいていたので、もっと早く買えばよかったと後悔しました。

そんなわけで、この日の夕飯から楽じ朗君クッションにお世話になることになりました。

楽じ朗君の効果は抜群

夕食メニュー

  • ごはん
  • あげ&ネギの味噌汁
  • たくあん
  • 豆腐ハンバーグ
  • ウィンナー
  • トマト&レタス&ブロッコリー
  • ひじきの煮物
  • お茶

ようやく肉だと思ったら豆腐ハンバーグ。そして毎度真ん中に鎮座するたくあん。通常の生活だとこの量は少なく感じるかもしれませんが、入院生活ではベッドの上に居る時間が長いため、余計な栄養を摂取する必要がないので、これくらいで十分だったりします。また急いで食べる必要もないので、よく噛んで食べていると意外とこのくらいでも満腹になるのです。

ドーナツクッションの楽じ朗君に座っていると、本当に楽でした。食事中はずっと同じ格好になるので、その間、幹部が当たらない状態になるのは、とっても助かりました。

夕飯後、しばし休息。痛みは弱まってきているのか慣れてきているのか、もう感覚が若干マヒしてきています。

排便は痛いし綺麗に排便出来ない

見舞いに来た彼女が帰り、もう一度お風呂に浸かることにしました。その前に、恐怖の排便。やはり今回も緩めだったので、出すまでは問題ません。課題は後処理です。ウォシュレットを使うも「やわらか」では不安が残るし「通常」では、手術の傷口が裂けてしまうのではないかと心配するような鋭い痛みが走ります。

ある程度綺麗になったら大丈夫だろうと湯船へ。ほんの少し、何かが浮いてきた気がしますが、メガネを掛けてないので何もみえなかった事に。実際のところは…ちょっとだけ、ね。毎度こんな感じになってしまうのは困る…どうしたものか。

お風呂から上がる。あれ?不思議と痛みが引いています。これが本来の入浴効果なのかもしれません。少し熱めにしたのがよかったのかな?これで安心して眠れます。この夜も、ギリギリ寝る前になって痛みが軽減してくれて助かりました。

楽じ朗君のお陰で座るストレスも減り、きっと翌日には痛みに悩まされる時間も減ることでしょう。段々と回復への道のりを進んでいる気がしてきました。

こうして術後 2日目の生活が、幕を閉じるのでした。

このブログを書いた人

Name :
age : 30代半ば
人生初めての手術が痔の手術となってしまいました。そして痔ろうだけだと思っていたら、痔核(イボ痔)があることも追々発覚。 手術を受けるまでは、痔になってしまったことが少し恥ずかしく思っていました。しかし痔瘻の手術を受けて、いざ治ってしまうと、恥ずかしい気持ちは全く無くなりました。痔の手術をしたと言う事実を伝えることで、同じ思いで悩んでいる人の手助けになれればと思い、このサイトを立ち上げました。