痔ろう・イボ痔手術体験記

肛門周囲膿瘍の発覚から所沢肛門病院へ入院。痔ろう根治手術、そして術後の経過状況をつづる。

【手術後2日目(前編)】手術後の痛みは消えるのか?

2013/06/16

朝4時半の目覚め。そのまま検温の 6時まで眠れずウトウト過ごしました。夜中 12時くらいに目覚めた時点で、痛みが増さないように鎮痛剤のロキソニンを 1錠服用したせいか、軽いヒリヒリ程度で目が覚めました。

この程度なら余裕で我慢できます。本当に手術当日とその翌日が酷く、あとは適度な痛み程度なのか?!あまりに痛みが引いていたので、思わず笑ってしまいました。

(タイムテーブルは前日の同様のため割愛)

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手術後2日目にお風呂解禁

さあ、今日からお風呂が解禁されます。病院からもらった小冊子にも「入浴は肛門の括約筋を緩め、痛みを軽減させる明らかな効果がありますので期待してくだい」と記載されている。何度も読み返してしまうくらい、本当に楽しみにしています。個室は朝 7:00 から入浴可能なので、朝ごはんを食べてから入浴するつもりでいました。

「本日から入浴可能になります。入浴すると痛みが明らかに軽減しますので、楽しみにしてくださいね。入浴は診察が終わってからお願いします。

検温時に看護師から告げられました。入浴は診察後?!

Ohhhhhhhh, No!

紙パンツ(おむつ)使用のススメ

世の中期待通りにいかないものです…。痛みも引いて楽に過ごせるから、言われた通り 14時過ぎまで我慢しよう。

この日から、分泌液を拭うガーゼ交換は自分で行うことになります。朝、昼、夕、就寝前に患部をウォシュレットで綺麗にしてガーゼを付け替えるのです。慣れないうちは、最初の1枚目のガーゼから染み出る分泌液をガードする為のガーゼのポジショニングに苦戦しますが、次第に感覚がつかめてきます。まだそれなりの量が出るので、持参した下着を着用すると、下着ごと汚してしまいます。漏れる危険があるうちは、病院で紙パンツを購入して生活することをおすすめします。

さて、それでは朝食のご紹介。

少しずつ食欲は回復方向へ

朝食メニュー

pain-after-operation-2nd-day01

デジャヴではありません。よく見ると前日とちょっと違います。サラダのカニかまがコーンに変更。ドレッシングがごまから青じそへ変更。以上。

食欲は少しずつながら戻りつつあります。相変わらずゆでたまごのカラが綺麗にむけない。水通ししていないのでしょう。そして排便時を意識すると、コーンに手出しするのが…怖い。排便時に形状が残る食材を使っているのは意図的なのか、ちょっと気になります。食パンは 2枚食べられず半分のこして朝食終了。

朝食後、点滴の時間までこのブログ記事をパソコンで書き始めます。やっと別のことに集中できるくらい、痛みから開放され始めました。ベッドに仰向けになり、電動式ベッドの背もたれ&脚を少し高くした状態で、持参のノートパソコンで文章を書き連ねます。

点滴の時間になり、前日の失敗もあるので、最初から右腕に点滴をしてもらいました。時間にして 1時間くらい。今回は難なく点滴クリア。無事に終わって安心しました。再びパソコンを立ち上げ昼飯を待ちます。

昼食メニュー

pain-after-operation-2nd-day06

  • うどん
  • かまぼこ、ワカメ、ネギ、揚げ玉
  • のりたまご飯
  • たくあん
  • ザーサイ
  • バナナ
  • お茶

うどん!半ライス!バナナ!非常にエネルギッシュなランチメニュー登場。そしてやはりワカメさんがいる。もやは意図的としか思えません。理由はどうであれ、このスーパー糖質を頑張って片付けます。

ウォシュレットですら激痛、そして解禁されたお風呂へ

軽く眠って診察へ。経過良好。お風呂が許可されました。14時半になり風呂に湯を張る。お風呂に入る前に排便を済ませます。かなり緩い状態の便が出ました。そのお陰か、肛門付近はさほど痛くありません。まだ少し残っている感じがありましたが、少し強く力むと痛かったので諦めました。そしてウォシュレット「やわらか」噴射。ちょっと痛い。でもこれじゃ、便が綺麗に落ちない気がして通常の方へ切り替えてみると・・・

うぉおおぉおーいてぇぇえぇええぇえええええええ!

ダメでした…。仕方なくトイレットペーパーで拭くも、実はその刺激の方が痛い。どうしよう。拭いても全部落ちた気がしない。あまりやり過ぎると患部に良くないので、このまま仕方なく湯船へ。ジンジン来るかと思いきや、じんわり優しく包まれる感じ。悪くない。痛みもヒリヒリ感もありません。このままずっと浸かっていたい気分。湯船にワカメの端っこのようなものが浮いている気がしましたが、今回は見なかったことにします。

約54時間ぶりのお風呂。とっても気持ちよかった。

風呂あがり、患部にガーゼを当てて乾かします。着替えてベッドへ横に。このまま快適に過ごせたら入院生活も楽だなと思った次の瞬間、痛みが忍び寄ってきました。湯船で患部を温めたのに…ウソでしょ…。何事も無かったかのように、ジンジンと患部を攻めます。少しも勢力を緩めることなく、またしても痛みと戦う羽目になってしまったのです。

後半へ続く。

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このブログを書いた人

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age : 30代半ば
人生初めての手術が痔の手術となってしまいました。そして痔ろうだけだと思っていたら、痔核(イボ痔)があることも追々発覚。 手術を受けるまでは、痔になってしまったことが少し恥ずかしく思っていました。しかし痔瘻の手術を受けて、いざ治ってしまうと、恥ずかしい気持ちは全く無くなりました。痔の手術をしたと言う事実を伝えることで、同じ思いで悩んでいる人の手助けになれればと思い、このサイトを立ち上げました。