痔ろう・イボ痔手術体験記

肛門周囲膿瘍の発覚から所沢肛門病院へ入院。痔ろう根治手術、そして術後の経過状況をつづる。

【手術後4日目】最後の点滴、そして安定期への突入

2013/06/18

夜の寝付きが悪かったので、浅い眠りによる寝不足のような状態で朝の検温を迎えます。内臓の調子も良くなったのか、起きた時にはものすごい空腹感に襲われました。夕食と朝食の間が 12時間以上空くので、お腹の反応は正しいのでしょうけど。

前日の夜あったヒリヒリした感じも落ち着き、平和な1日がスタートです。

朝食後に最後の点滴をうける

朝食メニュー

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いつもと同じ。一本気と言っていい程の変わらないメニュー。あ、ハムが細切りになってる!ちょっとした違いを探すのが、もはや日課になっています。ゆでたまごのカラが初めて綺麗に剥けました。やったね!

10時の点滴。この日で点滴生活が終了することを伝えられます。毎日針を刺される生活から開放されるのは嬉しい。右手も左手も軽い内出血を起こしているので、そろそろ点滴の投与も終わらないかなと思っていたので、グッドタイミングでした。

排便後の痛みは継続中

朝食後は排便&朝風呂。肛門に力を入れると痛い。出す時は平気なのだけれど、そのあと便を切るのにちょっと力むと強烈な仕返しがやってきます。痛いのを我慢しながらウォシュレットで患部を綺麗にして、そのまま入浴。もうここまで来ると、余計な浮遊物もありません。(たぶん…。見えないだけ…か??)

お風呂から上がっても排便後はちょっと辛いので、昼飯までベッドで横になります。

日曜日は病院が静か

昼食メニュー

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  • きのこのかやくごはん
  • 油揚げの味噌汁
  • たくあん
  • 焼売
  • スパゲッティ&レタス
  • お茶

前日の夕飯が餃子、そしてこの日は焼売登場。またしてもラーメンが食べたくなりました。ぱっと見、量が少なく見えますが、これでも十分満腹になります。体をあまり動かさない生活を送っているので、省エネな体になっているのでしょう。

大きな傷みもなく平和な午後でした。診察時間になり外来へ。日曜日なので外来は行っていないため、待合室がとても静かです。診察は特に問題もなく 1分程度で終了。経過状態良好です。

診察後に排便とお風呂、そして排便後の痛みが引くまで休息。排便後の痛みの状態は相変わらないので、毎度のことながらこの流れが続きます。これがもう少し楽になってくれると助かるのですが、なかなか思い通りにはなりませんね。

夕方前に友人がお見舞いに来てくれました。通常時は無理に動かなければ痛みは皆無なので、もう誰が来ても普通に対応ができます。くだらない話をたくさんして、あっという間に時間が過ぎていきました。

夕食メニュー

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  • ごはん
  • なめこ&豆腐の味噌汁
  • たくあん
  • 焼き鮭
  • 味噌コンニャク
  • お茶

なかなか厚みのある鮭、美味しい。そろそろ焼肉が恋しい。肉々しいものを食べたい!病院にいる間は我慢ですね。明日こそ肉が出てきてくれると願って!

水分の過剰摂取には注意

この日は暑かったこともあり、水分を取り過ぎてしまったみたいです。3回目の排便は痔瘻の手術後初の下痢でした。下痢は幹部にあまりよろしくないので、水分摂取量には気をつけなくてはいけません。水分不足になると便が固くなってしまうので、程良い加減が大切です。

前日の夜は寝付きが悪かったので、検温時に念のため眠剤を 1錠もらうことにしました。病院生活は 21時消灯なので、もしかしたら体が通常の生活(普段は午前1時前後に入眠)に戻ろうとしているのかもしれません。でも、寝付きが悪いのは気分がいいものではないので、念のためと言っておきながら、きちんと眠剤を飲んで眠りました。

この日は本当に平和で安定した1日でした。あと丸2日入院生活が残っています。退院時には、かなり元気な状態になっているのかもしれません。それでも「ただし排便時は除く」って条件付きでしょうけど。

このブログを書いた人

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age : 30代半ば
人生初めての手術が痔の手術となってしまいました。そして痔ろうだけだと思っていたら、痔核(イボ痔)があることも追々発覚。 手術を受けるまでは、痔になってしまったことが少し恥ずかしく思っていました。しかし痔瘻の手術を受けて、いざ治ってしまうと、恥ずかしい気持ちは全く無くなりました。痔の手術をしたと言う事実を伝えることで、同じ思いで悩んでいる人の手助けになれればと思い、このサイトを立ち上げました。